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ジーコ日本、屈辱の黒星スタート。北朝鮮に完封負け

北朝鮮戦に活躍してきた大黒も“不発”  (Photo:YUTAKA/アフロスポーツ)
北朝鮮戦に活躍してきた大黒も“不発”  (Photo:YUTAKA/アフロスポーツ)
 屈辱的な敗戦になった。31日、東アジア選手権の初戦を迎えたジーコ日本は、0−1で北朝鮮に完封負け。対戦国のなかでは、もっとも力が落ちるといわれた格下チームに敗れたことで、大会制覇の目標に黄信号が灯った。

 前半、日本はボールはキープしつつも、リズムをつかみきれていなかった。相手のプレスに苦しみ、ロングボールを多用する攻めにも対応しきれていない。そして、リスタート以外でなかなかシュートに持ち込めずにいた前半27分、日本はやらずもがなの先制点を献上してしまった。

 ゴール前に押し込まれた日本。まずボールをキープした小笠原がバックパスを相手に渡してしまう。さらに、DF中澤も大きくクリアするチャンスがありながら、みすみす相手ボールにしてしまった。フィニッシュはキム・ヨンジュン。立て続けの日本のミスを、格下・北朝鮮もさすがに見逃さなかった。

 ビハインドを負った日本は、その後も高いボールキープ率を維持しながら北朝鮮ゴールへ迫った。0−1のまま後半に突入すると、MF本山を投入して4バックに変更。小笠原と本山でサイドに起点を作りつつ、シュートチャンスを増やしていく。

 それでも、身体を張った北朝鮮ディフェンスの前にゲームは膠着。日本ベンチはさらに、ともに代表デビューとなるFWの田中達と巻をピッチへ送り出し、終盤はクロスボールを放り込むパワープレーへ移行。せめて引分けに持ち込もうと手を尽くしたが、最後までゴールを割ることなく、90分を終了した。

 気温30度、70パーセントを越える湿度と、過酷な条件下になったこの試合。序盤から飛ばした北朝鮮は終盤にガス欠状態に陥ったものの、カウンターを武器に、最後まで奮闘。逆に日本は、リズムをつかめないまま、ゲームを終えた。救いは、代表デビューとなった田中達、巻のふたりが、わずかな出場時間ながらそれぞれに持ち味を披露したことか。

 ジーコ監督は「次に引きずらず、頭を切替えて戦いたい」とコメント。「日本らしい戦いが序盤からできなかった」と苦い表情でゲームを振り返った。アジア最終予選では力の差を見せつけたはずの相手に、まさかの黒星。しかも完封負けは両国の力関係からいえば屈辱的でもある。また、前回大会の雪辱を期して臨んだはずの日本にとっては、いきなり崖っぷちに追い込まれたかっこう。今後の勝点推移にもよるが、優勝するためには中国、韓国と続く残り2戦を連勝で乗り切るしかなさそうだ。

■代表戦データ
屈辱的“格下”からの完封負け 

2005年07月31日 21時31分 livedoor スポーツ 提供元一覧

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