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ツキも実力のうち!? “優等生”イブラヒモビッチが好調アピール

インテルのズラタン・イブラヒモビッチが輝いている。10月28日に行なわれたミラノ・ダービーでチーム3点目を決めて4−3の勝利に貢献した。

「僕にとっての最初のミラノ・ダービーは、うーん、まあまあの出来だったかな。ゴールは幸運だったよ。はね返ってきたボールにうまく反応できた。ツイてたね。でも、こうしたツキは、サッカーという競技では必ずついて回るものなんだ」

 誰もがミラノ・ダービー初体験でゴールを決められるわけではない。運を味方にして、それを実現してしまうあたり、彼のスター性の証ではないか。それはともかく、通算265回目のミラノ・ダービーに勝利した事実は、優勝を目指すインテルにとって非常に大きな意味を持つ。イブラヒモヴィッチは語る。

「相当な覚悟で試合に臨んだ。自分たちの試合をするんだという気持ちが、ミランより強かったことを分かってもらえたと思う。自分たちのテクニックと精神面の強さをうまく融合させることができた。ミランに勝つには、こういうゲームをするしかないと思っていた」

 ダービーでの勝利と仲裁裁判判決によって、ミランとの勝点差を「14」と大きく広げたインテルだが、イブラヒモビッチは警戒を怠らない。

「だからといって、ミランが優勝争いから脱落したと考えるのは早計だ。ウチとミランとの差はかなり大きいが、シーズンは長いし、ミランは力のあるチーム。彼らが優勝圏外だなんて考えていたなら、大きな誤りを犯すことになるよ」

 単なる偶然かもしれないが、マンチーニ監督と起用法を巡って“言い争い”をして以降、彼は貴重なゴールを立て続けに決めている。

「いやいや、マンチーニと口論なんてしていないよ。単に議論をしただけ。僕と監督との間には何の問題もない。口論なんて何かの勘違いだろう。大事なのはインテルが首位にいること、そしてセリエAで唯一、まだ無敗ということだよ」

 その言葉を信じるなら(マンチーニとの関係が良好である限り)、今後もイブラビモヴィッチはゴールを量産し続けるのではないだろうか。

  TEXT: ALBERTO COSTA
  翻訳: 山口修一郎
2006年10月30日 13時31分 欧州通信 提供元一覧
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