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プレミア“年末年始の風物詩”に不満噴出

 クリスマスから年末年始にかけて、過密日程が組まれているプレミアリーグ。イングランドでは毎年恒例となっているが、チームを取り仕切る監督にとっては、決して歓迎できるものではないようだ。

 23日のワトフォード戦(ホーム)を皮切りに、26日のブラックバーン戦(アウェイ)、30日のトッテナム戦(アウェイ)、そして新年早々の1月1日にボルトン戦(アウェイ)と、10日間で4試合を戦うリバプールのラファエル・ベニテス監督は、選手のコンディション面でリスクが大きすぎるとして、過密日程を辛辣に批判した。

「選手たちは大きなリスクに晒されている。4試合はとにかく多すぎる。伝統を守りたいのは分かるが、それなら2試合で十分ではないか。3日間で2試合に出場するなど、選手のフィジカルを考えても不可能だ。イングランド代表にとっても、メリットはないはず。26日と1月1日の2試合で十分ではないだろうか」

 このスペイン人監督の主張には、他のプレミア監督も同調している。リバプールと同じく、10日間で4試合を戦うポーツマスのハリー・レドナップ監督は、すでに選手起用で頭を悩ませているようだ。

「試合が多すぎる。メンバーを入れ替えながら、なんとかやり繰りをしなくてはならん。こんな短期間で4試合もプレーさせるなど、選手にとっては自殺行為のようなもの。30日にアウェイのボルトン戦を戦って、1月1日にはホームでトッテナム戦。こんな日程で出場させてしまえば、その後5、6週間は使い物にならなくなってしまう」

 欧州各国リーグがウインターブレークを取り入れる中、プレミアリーグ、FAカップ、カーリングカップと国内だけでも3つのコンペティションを同時進行するイングランドでは、他に類を見ないほどの厳しいスケジュールが組まれている。近年、スター選手の流入が続くプレミアリーグだが、ケガやパフォーマンス低下につながる連戦の影響もあり、本来の実力を発揮できない選手も少なくない。年末年始の風物詩ともいえる過密日程も、再考が求められる時期にきているのかもしれない。

2006年12月24日 16時43分 欧州通信 提供元一覧

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