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目下リーガ得点王のカヌーテは「どちらかというとフランス人」

 UEFA杯とヨーロッパ・スーパーカップを制し、リーガ・エスパニョーラでも現在16試合を終えて首位、セビージャにとって2006年は最高の年となった。

 チームを引っ張るのは、これまで驚異的な活躍で14点を叩きだし、リーガの得点ランキングでトップに立つフレデリック・カヌーテ。

 リヨン生まれの29歳。最初のクラブもリヨンで1997年から2000年の1月まで在籍した。その後プレミアリーグのウェストハム、トテナムでプレーし、2005年8月にセビージャに移籍している。

 カヌーテは、「フランス・フットボール」誌のインタビューで、「リヨンに残っていれば何度も優勝を味わえたことになるけど、出たことは後悔していない。自分のサッカー選手としてのキャリアは外国でつくられたのだから。サッカーを学んだのはリヨンだが、プロ意識を学んだのは外国でだった」と語る。イングランドでも満足していたが、あえてセビージャを選んだのはその「潜在力」を見込んでの「ちょっとした冒険」だった。

 セビージャ市民のサッカー熱はほかとは比べものにならないという。とくにベティスとのダービーマッチは、ロンドンのダービーを経験してきたカヌーテから見ても「ヨーロッパ随一」の盛り上がり。最初は雰囲気に慣れるのに苦労したそうだが、いまはそれを楽しめるようになった。

 これまで昨シーズンの半分の試合数で2倍以上のゴールを決めているカヌーテ。フランス代表の声がかかってもおかしくない活躍ぶりだが、実は2004年1月に国際サッカー連盟(FIFA)にマリ代表に所属することを申請し、それが受理されている。生まれも育ちもフランスで、ユース代表にも入ったが、A代表は父親の祖国マリですぐにプレーするほうを選んだ。

「先祖はマリ人だが、文化的にはどちらかというとフランス人」と語るカヌーテ、フランス代表入りしたばかりのチームメイト、ジュリアン・エスクデとは大の仲良しだ。

2006年12月29日 09時59分 欧州通信 提供元一覧

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