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クライフ「バルサはリーガを取りこぼすかもしれない」

元バルセロナの監督ヨハン・クライフがバルセロナに対して強烈な批判を浴びせた。彼は古巣の現状を心配しているという。現在ラ・バングアルディア紙に寄稿しているクライフは次ぎのように警鐘を鳴らしている。

「レアル・マドリーのオサスナ戦の結果はどうでもいい。彼らのプレーはタイトルを保障するようなものではないからだ。7連勝していることもどうでもいいことだ。彼らのフットボールは私を夢中にさせるものではないからね。だから敵はマドリーじゃなく、バルサ自身なんだ。一体どうして4−1で勝てたんだい?ウソのような結果だ。バルサはフットボールを全くしておらず、世界中の運を集めたようだった。サラゴサが常にゲームを支配していたし、バルサが後方からボールを動かし始めるのなんて見たことがなかった。これは危険信号だ」。

シーズン始まって以来の危機。クライフはそう語る。「サラゴサ戦の翌日、カタルーニャ各紙の一面を飾った大げさなタイトル −偉大な勝利− にだまされてはいけない。『偉大な勝利?』選手らがそれを信じるなら、いや、おそらく信じているだろうが、もし信じていればリーガにはさよならを告げなければならない。私はバルサの選手が犯したミスを挙げることができる。名前と苗字をつけてミスを言おうか。しかし最も重大な点は、悪かった先週のアトレティコ戦から誰も何も学んでいるようには見えなかったことだ。バルサのフットボールは試合においてなにもプレーしていないという良い見本だった。ライン間は大きく開いて、ボールを回すリズムはとても遅かった」。

「ジュリとエトーのゴールが美しかったって?サラゴサのディフェンスは一本縦へのパスで崩れるようなものだった」。

「良いときのバルサはどのようにプレーしていたか?自陣のゴールマウスから遠い位置でチーム全体がプレーし、そしてライン間を狭めていた。ピッチ上でカバーする位置を少なくすることで、プレッシャーをかけやすくなりボールを奪える。そして攻撃においても簡単に相手ゴールに近づくことが出来るんだ。自陣から遠く離れているわけだから当然だ。そして全体でプレーするということは常に味方のサポートを受けやすいということにつながる。ボールを持っていないときは、ディフェンスの入り方は前線からプレッシャーを掛ける。誰がピッチのラインを定めるか?ディフェンスだ。誰がライン間の距離を定めるか?ディフェンスだ。エトーとジュリが60メートルも離されてプレッシャーを掛けたところで何の意味があるというのだ?ライン間を狭めて前に推し進めることで、ディフェンスを修正できる可能性が広がるんだ。これは矛盾しているようだが、そうプレーしていればディフェンスは良くなる。自陣のゴール前近くにディフェンスを並べて守るのは良くない」。

「ポジショニングとボール回しのリズム。バルサが自分自身を見つけたいのであればこの2つの基本概念を取り戻さなければならない」。

また一方でクライフは、先週非常に辛い立場にあった主審のカルモナ・メンデスの仕事ぶりを「よい仕事をした」と評価した一方で、「サラゴサの会長は最悪だった」と多くのレッドカードを観客に配り、審判に対する抗議を行ったサラゴサ会長を批判している。

そしてコラムの最後には、昨日カンプ・ノウで行ったスマトラ沖地震被災者支援のための慈善試合で観客席が満員にならず、世界中の人々がそれを目撃することになれば「なんて恥だ!」と語っている。(注:クライフのコラムはこの試合が行われる前に書かれたもの)彼によれば、スペクタクルは保障されたようなもので、楽しむことに加えて何か他で助けることにつながったという。「公衆はそれに応えなければ」とクライフは語っていたが・・・

2005年02月17日 09時49分 翻訳:大津 元 /   マルカ 提供元一覧

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