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<CL> ウルトラディフェンシブのチェルシー相手にマキシ・ロペスとエトーがゴール
![]() バルサ反撃の口火を切ったマキシ・ロペス |
チャンピオンズリーグはリーグ戦とは違う別の大会だ。あの曲が流れると、スタジアムは特別な雰囲気に包まれる。特にホーム&アウェイの戦いとなる決勝トーナメントではなおさらだ。今日のバルサとチェルシーの戦いは最も注目を集めるカードだった。結果としてビッグゲームとはならなかったが、90分間の中には激しさ、ゴール、両チームのフィロソフィーの対峙という見所がぎっしりと詰まっていた。
試合は予想通りの展開で幕を開けた。ホームのバルサがボールを支配し、中盤で自由にボールを動かし続ける。しかしチェルシーは中盤とDFのラインを常に短く保ってバルサの攻撃の芽をかたっぱしから摘み取っていく。モウリーニョが描くその完璧な城塞を前にしたバルサは前半、チャビの視野の広さを生かしたパス、ジュリの斜めの走り込み、エトーのマークを外す動き、ロナウジーニョのファンタジーが鳴りを潜めた。攻撃陣ではただデコだけがその壁に穴を開ける可能性を感じさせた。
圧倒的にボールを支配するバルサはロナウジーニョとアルベルティーニが遠目からゴールを狙うが、いずれもチェルシーのGKチェヒに危険を与えることは出来ない。そして前半30分、デコがペナルティエリア内でダイビングをした辺りから、試合は別の局面に突入していく。
前半33分、中盤ランパードからのロングパスが右サイドの裏をとったダフに渡ると、ダフがドリブルで駆け上がってセンタリング。必死に戻ったDFベレッチのクリアがゴールネットに突き刺さりチェルシーの先制ゴールとなった。ホームで痛い失点を喫したバルサはその直後にもチェルシーに決定的場面を迎えられた。マケレレの見事なロングパスはオフサイドぎりぎりで抜け出したドログバへ。しかしGKビクトル・バルデスと1対1で放ったドログバのシュートはわずかに枠を外れていった。
チェルシーリードのまま迎えた後半、バルサは前半と同じミスを犯していた。前線の全ての選手がマーカーを外す動きを忘れ、足元にボールを要求した。アクセントのない同じリズムでの攻撃は毎回フェレイラ、カルバーリョ、テリー、ギャラスの網に掛かっていく。そのような状況下、バルサにチャンスが訪れる。きっかけはドログバの退場だった。バルサゴール前でドログバがスパイクの裏をみせてGKビクトル・バルデスにファールを犯すと、このプレーにはこの日2枚目のイエローカードが示され退場処分が言い渡される。この退場で数的優位に立ったバルサのライカールトはすかさず、この試合最高の決断−アルベルティーニに代えイニエスタ投入−を下した。
イニエスタの投入によりピッチを広く使う攻撃を取り戻したバルサは、さらにその後のマキシ・ロペスの投入で完全に試合の主導権を握った。そして迎えた後半22分、ついにチェルシーゴールをこじ開けることに成功する。ロナウジーニョ、エトーと渡ったボールを最後はペナルティエリア内で見事なフェイントによりギャラスのマークを外したマキシ・ロペスが右足シュート。ゴール左に突き刺さって同点に追いついた。
ここからバルサは怒涛の攻撃を展開する。イニエスタ、ロナウジーニョ、チャビ、デコ、マキシ・ロペス・・・ 全てに得点チャンスが訪れ、そしてエトーがゴールを奪った。後半29分、マキシ・ロペスのシュートにエトーが反応。並外れたスピードでチェルシーDF2人を置き去りにしてダイレクトで合わせバルサの逆転ゴールを記録した。
バルサはこの日、ウルトラディフェンシブの戦いを続けたチェルシーの分厚い壁を撃破し、リーガ首位の実力を見せ付けた。一方、試合前に「我々は2戦連続で負けたことはない」と語ったモウリーニョのチェルシーはこれで2連敗を喫した。しかし、全ては第2戦のスタンフォード・ブリッジで決着することを忘れてはならない。ホームで更なる強さを発揮するチェルシーが、第2戦ではどう出るのか。いずれにせよ、“熱い試合”になることは間違いない。
<バルセロナ>
ビクトル・バルデス、ベレッチ(→ジェラール・84)、プジョール、マルケス、ファン・ブロンクホルスト、アルベルティーニ(→イニエスタ・56)、デコ、チャビ、ジュリ(→マキシ・ロペス・64)、ロナウジーニョ、エトー
<チェルシー>
チェヒ、フェレイラ、ジョン・テリー、カルバーリョ、ギャラス、マケレレ、ティアゴ(→スメルティン・92)、ランパード、ジョー・コール(→ジョンソン・70)、ダフ(→グジョンセン・76)、ドログバ
<得点>
0−1 33分 ベレッチ(チェルシー) オウンゴール
1−1 67分 マキシ・ロペス(バルセロナ)
2−1 74分 エトー(バルセロナ)
試合は予想通りの展開で幕を開けた。ホームのバルサがボールを支配し、中盤で自由にボールを動かし続ける。しかしチェルシーは中盤とDFのラインを常に短く保ってバルサの攻撃の芽をかたっぱしから摘み取っていく。モウリーニョが描くその完璧な城塞を前にしたバルサは前半、チャビの視野の広さを生かしたパス、ジュリの斜めの走り込み、エトーのマークを外す動き、ロナウジーニョのファンタジーが鳴りを潜めた。攻撃陣ではただデコだけがその壁に穴を開ける可能性を感じさせた。
圧倒的にボールを支配するバルサはロナウジーニョとアルベルティーニが遠目からゴールを狙うが、いずれもチェルシーのGKチェヒに危険を与えることは出来ない。そして前半30分、デコがペナルティエリア内でダイビングをした辺りから、試合は別の局面に突入していく。
前半33分、中盤ランパードからのロングパスが右サイドの裏をとったダフに渡ると、ダフがドリブルで駆け上がってセンタリング。必死に戻ったDFベレッチのクリアがゴールネットに突き刺さりチェルシーの先制ゴールとなった。ホームで痛い失点を喫したバルサはその直後にもチェルシーに決定的場面を迎えられた。マケレレの見事なロングパスはオフサイドぎりぎりで抜け出したドログバへ。しかしGKビクトル・バルデスと1対1で放ったドログバのシュートはわずかに枠を外れていった。
チェルシーリードのまま迎えた後半、バルサは前半と同じミスを犯していた。前線の全ての選手がマーカーを外す動きを忘れ、足元にボールを要求した。アクセントのない同じリズムでの攻撃は毎回フェレイラ、カルバーリョ、テリー、ギャラスの網に掛かっていく。そのような状況下、バルサにチャンスが訪れる。きっかけはドログバの退場だった。バルサゴール前でドログバがスパイクの裏をみせてGKビクトル・バルデスにファールを犯すと、このプレーにはこの日2枚目のイエローカードが示され退場処分が言い渡される。この退場で数的優位に立ったバルサのライカールトはすかさず、この試合最高の決断−アルベルティーニに代えイニエスタ投入−を下した。
イニエスタの投入によりピッチを広く使う攻撃を取り戻したバルサは、さらにその後のマキシ・ロペスの投入で完全に試合の主導権を握った。そして迎えた後半22分、ついにチェルシーゴールをこじ開けることに成功する。ロナウジーニョ、エトーと渡ったボールを最後はペナルティエリア内で見事なフェイントによりギャラスのマークを外したマキシ・ロペスが右足シュート。ゴール左に突き刺さって同点に追いついた。
ここからバルサは怒涛の攻撃を展開する。イニエスタ、ロナウジーニョ、チャビ、デコ、マキシ・ロペス・・・ 全てに得点チャンスが訪れ、そしてエトーがゴールを奪った。後半29分、マキシ・ロペスのシュートにエトーが反応。並外れたスピードでチェルシーDF2人を置き去りにしてダイレクトで合わせバルサの逆転ゴールを記録した。
バルサはこの日、ウルトラディフェンシブの戦いを続けたチェルシーの分厚い壁を撃破し、リーガ首位の実力を見せ付けた。一方、試合前に「我々は2戦連続で負けたことはない」と語ったモウリーニョのチェルシーはこれで2連敗を喫した。しかし、全ては第2戦のスタンフォード・ブリッジで決着することを忘れてはならない。ホームで更なる強さを発揮するチェルシーが、第2戦ではどう出るのか。いずれにせよ、“熱い試合”になることは間違いない。
<バルセロナ>
ビクトル・バルデス、ベレッチ(→ジェラール・84)、プジョール、マルケス、ファン・ブロンクホルスト、アルベルティーニ(→イニエスタ・56)、デコ、チャビ、ジュリ(→マキシ・ロペス・64)、ロナウジーニョ、エトー
<チェルシー>
チェヒ、フェレイラ、ジョン・テリー、カルバーリョ、ギャラス、マケレレ、ティアゴ(→スメルティン・92)、ランパード、ジョー・コール(→ジョンソン・70)、ダフ(→グジョンセン・76)、ドログバ
<得点>
0−1 33分 ベレッチ(チェルシー) オウンゴール
1−1 67分 マキシ・ロペス(バルセロナ)
2−1 74分 エトー(バルセロナ)
| 2005年02月24日 19時17分 | 翻訳:林 剛輔/ マルカ / 提供元一覧 |
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