オシム日本、初黒星!サウジアラビアに完封負け
オシム日本がアウェー初戦で初黒星を喫した。サッカー日本代表は3日、アジアカップ2007最終予選の第3戦サウジアラビア戦を現地ジッダ(サウジアラビア)で戦い、0−1で敗れた。気温36度、湿度は80%に及ぶという過酷な条件の下、何度も決定的なチャンスを作った日本だったが決めきれず、逆にカウンターからサウジアラビアにゴールを許した。アジアカップ予選A組に入った日本は、中2日をおいて6日15時20分(日本時間21時20分)からイエメンとアウエーで対決する。
気温36度、湿度も80%に達するという過酷な条件の中、日本選手の出足が鈍い。序盤は前線から素早く仕掛けるかけるサウジアラビアのプレッシャーに苦しみ、前線へボールがつながらない。前半も10分を経過すると、ようやくボールも繋がりだし、カウンターから何度かチャンスを作り出す。前半29分にはペナルティエリア脇で巻のキープから、三都主がペナルティ左サイドのスペースを突破。中央へ折り返したボールに、田中達也が飛び込んだが、サウジGKホジャの好セーブで得点にはつながらず。
その5分後、前半34分には右サイドをドリブルで突破した田中達也からのパスを遠藤がミドルシュートを放つが、再びサウジGKホジャの好セーブにゴールネットを揺らせず。逆に、日本選手の動きが鈍りだした前半終了前には、右サイドを中心にスピードに乗ったカウンターから、再三ゴール前へ侵入を許す。闘莉王を中心としたDFラインがゴール前で食い止め、前半は0−0で折り返した。
後半、サウジアラビアはスピードもあるテクニシャン、アブドーを投入。両サイドを中心にスピードに乗った攻撃で日本ゴールに迫った。日本は、右サイドの加地、左の三都主を起点としたサイド攻撃から、中央の巻らFW陣がゴールを狙うが、次第に日本の運動量が落ち、サポートも減っていく。
厳しい条件での試合に、日本守備陣の疲労が増し中盤にスペースが空き始めた後半28分、ペナルティエリア前まで持ち上がったMFアミンのミドルシュートを一時はブロックするも、こぼれ球をFWアルドサリに決められ先制を許す。
先手を取られた日本は、FW田中達也に代えて、FW佐藤寿人を投入。闘莉王もオーバーラップして攻撃参加。ベンチからの指示で前線に留まるが、ピッチ内の選手の意思統一が図れず、闘莉王を生かしきれない。後半37分にはMF羽生直剛を投入し、最後までゴールを狙う姿勢を貫いたオシム監督だったが、先制後は引いて守るサウジアラビアのゴールをこじ開けられず、0−1のまま終了。
オシム監督就任後、初のアウェー戦で、オシム日本として初の黒星を喫した。試合後、オシム監督は「深刻なのはコンディションではなく、選手が考えないことだ。選手が考えないで、何度かボールを上げてしまう場面があった。“子供病”というか、“子供のようなサッカー”をしてしまった」と語り、過酷な気候で動けないことよりも、思考を止めたことに不満を述べた。
アジアカップ最終予選のA組に入る日本は、2勝1敗となり勝ち点6でサウジアラビアに次いで2位。中2日をおいてサナア(イエメン)へ移動し、6日にイエメンとのアウェー戦に望む。
・日本 vs サウジアラビア - 結果詳細





