
極める闘い、井川の新章開幕
4月号「開幕」第1週/掲載日:2007年4月6日
井川慶、異国の地で開幕を迎える―
2007年春。井川の新シーズンは、タテジマに身を包んでいる以外すべてが異なる環境で幕を開けた。近年、日本人プレーヤーのメジャー挑戦は決して珍しいことではない。しかし、海外で活躍する他のプレーヤーのことなど我関せずといわんばかりに、井川にとってのメジャーは、純粋に上へ、上へと階段を駆け上がり、行き着いた先というだけでしかなかった。
ヤンキーススタジアムにデビルレイズを迎えた開幕戦も、対戦相手に馴染みの名前は岩村明憲だけだった。井川同様、岩村もまた世界最高峰の舞台を求めて、海を渡ってきた一人だが、そんな日本を代表するスラッガーでさえ、主軸から外れるような怪物集団を相手に、井川は新たな挑戦への第一歩を記した。
そもそも、井川にとって野球とは「遊び」と「友達」を結ぶものとしてのツールであり、夢や憧れを抱いて取り組んだものではなかった。幼少期から運動神経はズバ抜け、小さな記録会では、“大記録”を樹立したこともあったが、井川自身はそのポテンシャルに気付かず、それどころか、野球以外の道を考えたことさえあったという。
好きな言葉は『極める』―。
何事にも通じ、半端なことを許さない性格が、この言葉に凝縮されている。水戸商から阪神へ入団。エースとして活躍し、弱体化したチームを優勝争い常連のチームへと変貌させたのも井川の存在が大きい。極みを目指し、次なる戦場を求めた井川に話を聞いてみた。
2007年春。井川の新シーズンは、タテジマに身を包んでいる以外すべてが異なる環境で幕を開けた。近年、日本人プレーヤーのメジャー挑戦は決して珍しいことではない。しかし、海外で活躍する他のプレーヤーのことなど我関せずといわんばかりに、井川にとってのメジャーは、純粋に上へ、上へと階段を駆け上がり、行き着いた先というだけでしかなかった。
ヤンキーススタジアムにデビルレイズを迎えた開幕戦も、対戦相手に馴染みの名前は岩村明憲だけだった。井川同様、岩村もまた世界最高峰の舞台を求めて、海を渡ってきた一人だが、そんな日本を代表するスラッガーでさえ、主軸から外れるような怪物集団を相手に、井川は新たな挑戦への第一歩を記した。
そもそも、井川にとって野球とは「遊び」と「友達」を結ぶものとしてのツールであり、夢や憧れを抱いて取り組んだものではなかった。幼少期から運動神経はズバ抜け、小さな記録会では、“大記録”を樹立したこともあったが、井川自身はそのポテンシャルに気付かず、それどころか、野球以外の道を考えたことさえあったという。
好きな言葉は『極める』―。
何事にも通じ、半端なことを許さない性格が、この言葉に凝縮されている。水戸商から阪神へ入団。エースとして活躍し、弱体化したチームを優勝争い常連のチームへと変貌させたのも井川の存在が大きい。極みを目指し、次なる戦場を求めた井川に話を聞いてみた。
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