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激しく、美しく――。フットサルが熱を帯びる理由とは?
 激しく、美しく――。2005年12月、女子サッカーの振興を目的に、芸能人女子によるフットサルリーグ「スフィアリーグ」が誕生した。スフィアリーグには、モーニング娘。のハロー!プロジェクトやサンズ、ホリプロといった大手芸能事務所が続々と参入し、チームに所属する彼女達は一斉にフットサルへと打ち込み始める。その後も、威信をかけ、熱戦を続ける彼女達の試合は、テレビを始めとした多くのメディアに取り上げられフットサルの人気、認知度を押し広げる結果となった。

 芸能人女子によるフットサルが、これほどまでに熱を帯びたのは一体何故か?フットサルの戦いは、芸能界での戦いでもある。それは、「carezza(以下、カレッツァ)」を率いるサンズの野田義治社長をもってして「フットサルで頑張れる根性がないヤツは、芸能界でも成功しない」と言い切る程。芸能事務所にとっては、フットサルの振興とともに有望な新人を参加させ、露出を図るという狙いがあり、また、ファンやタレントを起用する側にとっては、各事務所の“金の卵”を同じ舞台で一度にチェックできるという利点がある。こうした背景と思惑が複雑に絡み合うことで、試合は驚くほど激しいものへと昇華するのだ。

 そんな激動のリーグを戦い抜き、初代MVPに輝いたのは、カレッツァのキャプテン小島くるみ。女子サッカーの盛んなアメリカで生まれ、18歳で帰国するまでサッカー畑を歩んできた小島のプレーは、当初から異彩を放っていた。カレッツァに入団した小島は、“素人”だらけのリーグにおいて、アメリカ仕込みのダイナミックなプレーで一目置かれる存在となり、いまやリーグの“顔”にまで成長した。現在も、アスリートとして、そして芸能人として戦い続ける小島に話を聞いた。
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