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キャプテン翼・高橋陽一に聞く、フットサルの魅力
「ボールは友達」。

あの頃、僕達は誰もが知っているこのセリフを合言葉に、無我夢中でボールを追いかけていた。

「僕は翼くん」、「じゃあオレは日向くん」。みんなで登場人物を奪い合い、泥だらけになりながら、暗くなるまでボールを蹴っていた。何の変哲もない普通のシュートを「タイガーショット」と叫び、オーバーヘッドを真似しては背中を強打した少年時代。

日本のみならず世界中の少年達を虜にしたサッカー漫画『キャプテン翼』。主人公・大空翼がサッカーと共に成長する物語は、努力すること、友情の大切さ、そしてプレーを楽しむ気持ちを教えてくれた。

キャプテン翼の影響はサッカー人気の基盤となって、1993年にJリーグが誕生。日本代表はW杯出場を果たし、2002年には日本でW杯開催。TVや新聞でサッカーを目にする機会も増え、世間の関心が高まり、日本のサッカーはメジャースポーツへと発展を遂げる。

しかし、自らプレーを楽しむという側面では、サッカーは人数やグラウンドの確保が難しく、ボールを蹴る機会が限られるので、代わりに気軽に出来るフットサルが台頭する。1チーム5人。交代が自由。接触プレーが禁止。コートはバスケほどの広さのため、多くボールにふれられ、性別、年齢に関係なく一緒にプレーできることから人気を呼んでいる。

モーニング娘。を始めとするアイドルが熱心に打ち込み、メディアでの露出が一気に増え、一般層へのフットサルの認知に一役買うと、2007年9月には、全国フットサルリーグ『F・LEAGUE』が開幕し、トップレベルのプレーを肌で感じることが出来るようにもなった。

いまや競技人口は200万人を超え、全国的にフットサルコートが増加の一途をたどる。休日はもちろん、平日の夜さえもコートの予約を取ることが困難なほどの人気である。コートには少年のように無邪気にボールを追いかける人達の笑顔でいっぱいだ。

『キャプテン翼』作者・高橋陽一氏も、あらゆる方面でフットサルに関わりを持つ。フットサル選手をキャプテン翼に登場させ、アイドルチーム「南葛シューターズ」の監督を務め、チームキャラクターや雑誌のイラストを描いている。

自身でもプレーを楽しむ高橋陽一氏にフットサルの魅力、そして『ボールは友達』に込められたメッセージを聞いてみた。
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