
![[写真] 陣内貴美子](/img/grazie/200807/photo_jinnai2.jpg)
陣内貴美子さんインタビュー後編では、バドミントンに関する様々なキーワードを全てぶつけた (C)livedoorSPORTS
北京五輪開幕を目前に、足掛け4ヶ月に渡ってお届けした「北京五輪を観る Preview of Beijing2008」。現在も様々な分野で活躍する、かつての五輪選手に出場当時のエピソードや北京五輪の見所、所感、提言を伺うシリーズだ。
最終回を飾るのは、1992年のバルセロナ五輪から正式競技種目となったバドミントンで、最初の日本代表となった陣内貴美子に聞くインタビュー後編。その話しは、競泳用水着問題で一躍クローズアップされるようになったスポーツ用具とバドミントンの進化に、世界トップクラスへと肉迫する日本選手の展望、バドミントンの魅力とダブルスの極意、更には過熱するオグシオ報道に至るまで、多岐に渡った。
――バドミントンという競技自体にしても、オリンピックの競技になるのとならないのとでは、力の入れ方や環境の作り方なんかも大きく変わってきますよね。
「意識が違うっていうことですよね。オリンピックの競技になった時点で、競技人口だって増えていきますし、選手にとっても、目標の位置付けが変わってきますから」
――環境という部分では、ここ近年、小椋久美子選手&潮田玲子選手に代表されるように、世界に肉迫するペアも出てきた。その要因として指導力の向上が挙がりますが、陣内さんはどのように考えていらっしゃいますか?
「そうですね。後は、バドミントンに限ったことではないのですが、ナショナルトレーニングセンターが出来たことも大きいですよね。バドミントンで言えば、コートにカメラを設置して、自分がどこに打つのが多いとか、自分たちのクセや立ち位置、弱点なんかも全て分析してくれるんです。
体操でも北京で使う鉄棒が取り入れたりとか、ウェイトリフティングでもそうだし、全部オリンピック用の器具が用意されますから」
――最近では水泳の水着問題が大きく取り上げられました。あれは特異な例としても、昨今、用具開発における、メーカーの企業努力も凄いじゃないですか?
「その選手に合わせて、ラケットの重さや、バランスも全部変えていきますからね。もちろん、それは、特別な選手が多いですけど」
――陣内さんの方から、開発においてアドバイスをすることは?
「出来たものに関して、アドバイスを求められれば言うこともあります。例えば、“Aさんのプレースタイルはレシーブが重要だと思ったら、パワーヒッター用のハードなラケットではなくて、コントロールがつくようなラケットを使った方がいい”とか、“Bさんはフレームが柔らかいほうがいいね”とか。ストリング(ガット)の張り具合が強いほうがいいとか、弱いほうがいいとか。ヘッドを重くしたほうが肩に負担はかからないとか・・・」











